サービス概要

『経営物語』の進め方


『経営物語』は3か月間のプロジェクトです。
以下6つの手順で伝わる企業DNAを構築します。

<1> 会社の現状と歴史の整理


経営者が一度に自社を広範囲を見渡せるように
「創業からの歴史」「今の経営状況」「未来の計画」について
ビジネスフレームワークを使い、次のような内容に整理します。

  • 会社の外部環境(機会・脅威)
  • 会社の内部資源(強み・弱み)
  • ミッションやビジョン
  • 現状の課題と今後の方向性
  • 会社、経営、経営者の歴史

これらの整理は、
「経営物語」プロジェクトを開始時に、
以下2つの資料を提出いただき、内容を分析します。

  1. 会社のホームページ、パンフレット、メディアへの掲載、組織図、業績資料など
    既に作成されて公開されている資料
  2. 経営者自信の、過去の経験、現状の課題、今後の計画など。作成方法は、
    ・経営者に記入していただく
    ・ヒアリングによって概要把握する(オプションサービス)
    のどちらかを選択できます。

<2> 経営者の特性診断(PCで30分程度)


経営者の価値観を短時間客観的に把握するために、
経営に対する「動機」「欲求」を診断ツールを使って分析します。

48の視点から経営者の仕事に対する価値観を分析し、
企業DNAのヒントを抽出します。

  • 診断ツールは「iWAM」診断テスト(inventory for Work, Attitude & Motivation)
    言語科学を応用して、人間の興味や動機 を測定する総合適正検査
  • 診断結果は、iWAM認定資格者が分析します。

▼ 経営者が実際に使っている言葉のテキスト解析(オプション)▼

経営者が社員や社外に向けて発信している、社内報/メール/ブログなどがある場合、

・どんな言葉をどのぐらいの頻度で使っているのか?
・名詞、形容詞、動詞、助動詞の特徴や組み合わせは?

経営者の「書いた文章」をテキスト解析ツールで分析することも可能です。

<3> 概要共有と進め方の確認(打合せ)


会社について<1>で整理した

  • 会社の外部環境(機会・脅威)
  • 会社の内部資源(強み・弱み)
  • ミッションやビジョン
  • 現状の課題と今後の方向性

などを共有します。

<2>の経営者の特性診断結果をフィードバックし、
経営者の価値観を確認します。

プロジェクトの目的とゴールを確認し、進め方を決めます。

<4> 3つの歴史の立体インタビュー(1.5~2時間×3回)


  1. 経営者の人生「自分史
  2. 重要な出来事の歴史「社史
  3. 重要な経営判断の歴史「経営史

3つの歴史に対して、
違う角度から立体的にインタビューすることで、
企業DNAを探し出します。(ビデオを撮影します)

無意識領域から企業DNAを引き出すために、
経営者へのインタビューでは質問を使います。

質問が経営者の意識を”意味のあるエピソード”や
”大切なことが隠れている方向”に集中させることで、
価値観信念、それを培ったストーリーを探り出します。

※ インタビューには、実践心理学と言われるNLP(神経言語プログラミング)とコーチングの知見を活用します。

<5> 企業DNAとストーリーの確認(打合せ)


企業DNAを使えるために必要な

  • 企業DNA
  • 企業DNAを培ったストーリー
  • 企業DNAで実現したい未来のストーリー
  • 経営者が語る企業DNAのスピーチ原稿
  • 経営者が意識が向くことと向かないことに伴い、よく使う言葉と使わない言葉
  • 経営者が語るハイライトビデオ

を確認させていただきます。

<6> 成果物の納品(デジタルデータ)


1)企業DNA

  • 企業DNA
  • 企業DNAを培ったストーリー
  • 企業DNAで実現したい未来のストーリー
  • 経営者が語る企業DNAのスピーチ原稿
  • 経営者が語るハイライトビデオ
2)経営者と社内の特徴
  • 経営者の特徴(価値観、行動、言葉)
  • 経営者が意識が向くことと向かないことに伴い、よく使う言葉と使わない言葉
  • 社内の「人間関係」の特徴
3)企業の歴史
  • 経営者の人生「自分史
  • 重要な出来事の歴史「社史
  • 重要な経営判断の歴史「経営史

『経営物語』の成果物を活用する


『経営物語』の成果物は、ドキュメントやビデオになっているので、
経営者ご自身のやり方で企業DNAを浸透させることができます

例えば、次のような活用方法があります。

1)次世代経営者に企業DNAを継承する

  • 成果物をキーマンに共有する
  • 経営者が企業DNAのストーリーを語る
  • キーマンと協力して、企業DNAを伝えるストーリーのバリエーションを増やす

2)企業DNAをステークホルダーに知ってもらう

  • ブログに掲載する
  • メルマガで配信する
  • 企業DNAを伝えるビデオを公開する
  • まとめた「社史」を本にする
  • 「自分史」を出版する
  • 冊子を作って配布する
  • 企業DNAを紹介するイベントを開催する

3)企業DNAを継承する社員育成

  • 企業DNAに合わせて採用規準や人事制度を見直す
  • 企業DNAを実践するように社員のスキルを磨く
  • 社員自身に企業DNAによる成功事例を作ってもらう

■ 成果物の活用についてご相談ください。
『経営物語』は様々なご支援を用意しております。

たとえば…

  • マネジメント方法のコンサルティング
  • 各種トレーニング/研修の実施
  • 経営者の意思決定を支援するコーチング
  • スピーチ原稿作成支援
  • 出版社やイベント会社の紹介

『経営物語』に関するよくある質問


質問1)事前資料を経営者が作る余裕がない場合はどうすればいいですか?

回答)経営者の「過去の経験」「現状の課題」「将来の計画」を把握するのが目的です。
資料を作成いただく代わりに、「ヒアリング」をオプションサービスでご用意しています。
ヒアリングは1回あたり1.5~2時間です。
・全てヒアリングで把握する場合は2回程度
・半分程度を作成いただき残りをヒアリングで把握する場合は1回程度
を目安にお考え下さい。


質問2)キーマンの特徴把握について、今時点では他の関係者を巻き込まず自分一人で対応したい

回答)経営者からみた「キーマン」の特徴を分析いたしますので、キーマンの方々に作業をお願いする必要はありません。
もし、キーマンの方々に自分自身の特徴分析を協力いただきたい場合は、お申し出ください。


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